ハローワーク・求人サイトの活用
保育士資格を持っていれば求人を探すことは全く難しくありません。
東京都では約6倍もの有効求人倍率となっているので、全国の県庁所在地などの都市部では保育士であるというだけで引く手あまたという感じです。
しかし求人数が多いからといって、それらの就業先がいずれも待遇に恵まれているかというと、そういう訳ではありません。
保育士は同年代の民間企業の給与額と比較してかなり低めの平均となっており、また長く勤務をしていても順調に昇進できるというわけではありません。
ですので求人を探す時には慎重に、過去の就業実績や提示されている条件を見ながら選ぶようにすることが大切です。
最も簡単な探し方として、地域のハローワークを利用するということがあります。
ハローワークは地元に密着した職探しをすることに向いており、運営歴の長い保育所が定期的に求人を出していたりということがあります。
求人票も現在は端末から検索して探すことができるようになっているので、最初に登録をすることによりすぐに求人に応募することが可能です。
利用方法としては、まず気になる求人があったらそれをハローワークの窓口に持っていき、そこで面接のための手順を連絡してもらいます。
ハローワークは公的サービスですが、民間でも同様の求人情報提供サービスが運営されています。
民間企業も基本的に利用方法は同じで、まず自分の資格免許や職歴を登録しておくことにより、自分にあった職場を案内してもらえます。
無料で利用をすることができるので、求人を探したいという場合はそれらを合わせて利用していくのがおすすめです。
地域や施設のホームページを見る等
最近増えてきているのが自治体が行うマッチングサービスです。
保育士は全国的に人材不足の状況におかれていますので、県や区市町村などの地方自治体が独自に求人を扱うサービスを展開していたりします。
特に人材不足が深刻な都市部においては、直接保育士資格者に呼びかけるサービスもあるので、まずは居住地や勤務希望をしている地域の保育士支援制度をチェックしてみるとよいでしょう。
地方自治体の運営しているホームページに直接公的施設の求人情報が掲載されていたりするので、そうしたところから待遇面を調べてみるとよいでしょう。
ただしそれぞれの地域の公的保育施設に勤務をするためには、地方公務員試験に合格をしていなければならないなどの条件もあるので、事前にそうした他の資格や経験についての情報を集めることも重要です。
公式サイトの他にも、地域限定で求人チラシが配布されるというようなこともあります。
ローカルエリア限定で募集をしているところも多いので、掲示場所を探してみるのもおすすめです。