子どもの扱いに慣れている
子育てに積極的な男性は今や結婚相手としての重要な候補です。
そういう意味で毎日の業務で子供たちと接し、そこで子育ての方法をしっかり理解している男性保育士は結婚相手として理想的なのではないかと思います。
ただ問題になるのは保育士としての待遇面で、子供をもって子育てをしていくための経済的な基盤ということで考えると、現状の男性保育士はやや心もとないといえるかもしれません。
とはいえ共働きで仕事を持っている女性であれば、収入面でそれほど不都合ではないということもあります。
正社員として勤務をしているならば産休や育休も取得をすることができますし、さらに家庭内で子育てを協力しあって行うことができるなら、十分に結婚生活をしていくことができるでしょう。
逆に考えると仮に収入面が安定的な男性であっても、子供を産んで育てていくときにあまりにも非協力的であるというときにはそれがストレスになって結婚生活を継続していくことが難しくなる可能性があります。
実際、男性保育士であるということを理由に結婚できないというような人はそれほど目立っているわけではなく、結婚をして自分でも子供を持ちながら保育士の仕事をしているという男性保育士も多いのです。
家庭内における面倒を見てくれる
男性保育士との結婚でメリットとなることのもう一つが、家事仕事をすることに抵抗感がないということです。
保育士としての勤務をしていくときには、子供と遊びをするだけでなく、清掃をしたり洗濯をしたりといった家事業務が多く含まれてきます。
男性が嫌うオムツ替えなどの世話についても、仕事でやっていることもあって自宅でも自然に行うことが期待されるでしょう。
それと保育士の現場は女性が非常に多くいるということもあり、女性とうまく付き合っていくためのコツをわかってくれているということも魅力となります。
女性保育士だけでなく、保育所を利用する保護者の大多数は女性であることから、子育て中の悩みを聞いたりそこから助言をしたりといったことが出来るのです。
よく結婚後の悩みとして「夫が話を聞いてくれない」「子育ての悩みや問題を軽く見ている」というようなことがありますが、普段からそうしたことに接している男性保育士ならば決して家庭内のことを軽視することはないでしょう。
それと男性保育士は決して待遇面に恵まれた仕事ではないということも有り、実際に勤務をしている人たちは社会的な使命感を意識し、しっかりと自分の意思を持っています。
今後よりよい保育環境を作っていくための活動を行っている人も多く、子供を社会と一緒に育てていきたいと考えている人にとってはよいパートナーとなってくれるでしょう。